>>53
つづき
今日はダメなパターンかもしれないと思いながら対面を迎えた。まぁいいか、ポイントを使うと一万も払っていない。南無三だ。
…かわいい!
驚いた。値段が安いこと以外に特色がないこの店にこんな美人がいたとは。今日は勝ち確だな、と思いながら部屋に案内される。
しかし様子がおかしい。会話が全く成立しないのだ。嬢の機嫌が悪いとか、相性が悪いとかではなく、話しかけると想像したのと別の答えが返ってくる。
なんとか気分を盛り上げようと30種類ほど用意してある誉め言葉のいくつかを投げかけるが、分かっているのかいないのか、聞いているのかいないのか分からない表情だ。渾身の誉め言葉は宙に浮いてしまった。おれは会話をするのを半ば諦め、サービス地雷を覚悟した。
ところが予想に反してプレイは窒息するほど濃厚だ。おまけに◯◯◯に◯◯◯したり、××中に×××してもらったりするのは初めての経験だった。なんだか犯されている気分だ。