近々、磁極が反転する地球規模の大変動「ポールシフト」が起こり、地球が居住不可能になるかもしれないと科学者らが警鐘を鳴らしている。

ポールシフトとは、磁極の反転のことで、地球内部の動きに起因すると言われている。簡単にいえば、ポールシフト発生後、方位磁針のN極は北を向かなくなるということだ。実は、地球は20万年〜30万年周期でポールシフトを繰り返しており、過去360万年の間に11回の反転が起こっていたとされている。地球規模で考えれば決して珍しい現象ではない。

では、次のポールシフトはいつ起こるのか? 米科学ニュースサイト「Undark」(26日付)、英紙「Daily Mail」(31日付)によると、次のポールシフトはいつ起こってもおかしくない状況のようだ。それというのも、直近のポールシフトは78万年前に起こっており、通常の周期である20万年〜30万年から大幅に遅延しているからだという。「欧州宇宙機関(ESA)」の地球磁場観測データによると、ポールシフトの発生は“差し迫っている”というから恐ろしい。さらに、ポールシフト発生の前兆もすでに表れており、過去200年間に地球の磁場は20%も弱まっているそうだ。

ポールシフトが起これば、有害な太陽風がオゾン層を破壊し、地上に降り注ぐことになる。これが地球上の全生命に対し、大きな脅威となることは想像に難くないだろう。さらに、米コロラド大学のダニエル・ベイカー教授によると、「もしポールシフトが起これば、発電所が機能せず、“居住不可能地域”が出てくる」という。英・リバプール大学のリチャード・ホーム教授も、その被害は“深刻”であると警鐘を鳴らしている。

「これは本当に深刻な問題です。数カ月でも電力供給がない状況を想像してみてください。現代社会において電気を使わずできることはほとんどないのです」(ホーム教授)

また、他の研究者らによると、ポールシフトによりオゾン層が破壊される影響で、放射能を帯びた宇宙線が地球に降り注ぎ、“毎年”数十万人が死ぬという。地球の磁場が正常化するには数千年という膨大な時間がかかるというから、一体どれほどの人間が生き残れるのかさえ想像できない。

ポールシフトにより、まさに地球は死の惑星と化す。なんとかして、これを回避することはできないのだろうか? 先述したように、地球内部の動きがポールシフトの原因となっていることは分かっている。しかし、残念なことに、ポールシフトの具体的なメカニズムはまだ分かっておらず、これを防ぐ手立ては今のところないという。

以前トカナでもお伝えしたように、驚くべき気象予報能力を持つといわれる、カナダの北極圏に住む先住民「イヌイット」の長老らも、独自の観測から「地軸がズレてきている」と指摘している。これはまさにポールシフトの前触れを肌身で感じていたということではないだろうか。

先日、3000年ぶりに噴火した草津・本白根山のように、地球内部の活動を正確に予測することは現代の科学ではほぼ不可能だ。ポールシフトも今日、明日、はたまた10万年後に起こるかも分からないのである。我々はあまりにも日々繰り返される日常に慣れきってしまっているため、あたかもこの日常が永遠に続くかのように思い込んでしまっているが、もちろんこれは幻想に過ぎない。自然は人間に無関心であるということをゆめゆめ忘れないようにしたい。

以下ソース
http://tocana.jp/2018/02/post_15875_entry.html

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