0001逢いみての… ★2023/04/26(水) 22:51:07.05ID:CAP_USER
https://www.news-postseven.com/uploads/2023/04/21/post2314_p135_mega.jpg
測量学の世界的権威である村井俊治・東大名誉教授が主宰する「MEGA地震予測」。本誌『週刊ポスト』2023年3月24日号では、「同31日までに北海道〜関東でM6.5クラスの地震が起きる」と予測していたが、同28日に青森県東方沖地震(M6.1)が発生した。そんな数々の地震発生を予測してきたMEGA地震予測も「世代交代」。村井氏の後継者となった天才中国人研究者が今、新たな地震発生への警戒を呼びかけている。
「MEGA地震予測」を配信する地震科学探査機構(JESEA)の橘田寿宏社長が語る。
「村井先生は今後も地震予測の研究は続けるものの、1月末に高齢を理由に一線を退きました。現在は、4月から当社CTO(最高技術責任者)に就任した郭広猛博士が後継者としてすべての地震予測を行なっています」
郭博士は、米ハーバード大学などと並ぶ世界最高峰の学術機関の一つである「中国科学院」で博士号を取得し、その後、2020年11月からはJESEA主席研究員として村井氏と二人三脚で予測の精度向上に努めてきた。
MEGA地震予測は、全国の電子基準点のGPSデータを使って地表の動きを捉えることで、地震が起きる可能性が高い地域を総合的に分析しているが、2021年には地震の発生時期や規模をより細かく明示する「ピンポイント予測」を実用化した。
この予測法は、郭博士の研究が元になって生まれたものだった。郭博士が説明する。
「私は中国で研究していた頃から長年、測量学の技術の一つであるリモートセンシング(遠隔探査)を専門にしてきましたが、なかでも地震の発生前に震源付近から噴出されるガスを衛星画像データで解析する研究に励んできました。
ピンポイント予測は、この衛星画像データの解析をはじめ、GPSのデータを用いて地表の動きを捉えるなど、計10種類の科学的観測データの分析を組み合わせた予測法です。どんなガスなのか、使用している観測データなど詳細は組織としての機密情報にあたるため明かせませんが、それらを分析することによって予測的中率は7割以上にのぼっています」
そして今、郭博士が新たに厳重な警戒を促している地域がある。JESEAは4月12日、新規で以下の「ピンポイント予測」を発出している。
・北海道・東北地方〈5月10日まで〉〈M5.5±0.5〉
郭博士が解説する。
「4月上旬に北海道から東北にかけての広い範囲で、地表からのガスの噴出と思われる異常を衛星画像データの解析で確認しました。その後、4月17日に最大震度4の福島県沖地震(M4.8)が発生しましたが、5月10日までは再びマグニチュード5〜6の大きな地震が起きる可能性が高く、今後も警戒が必要です」
「東北」や「北海道」のほか、今後警戒すべき「首都圏・甲信」「九州南部・南西諸島」の詳細は、全国MAPに記した。
最後に郭博士がこう語る。
「現在、ピンポイント予測の的中率は7割程度ですが、さらに研究を続けて8割以上に高めるのが私の目標です。そして南海トラフ地震や首都直下地震といった巨大地震の発生を予測し、被害を未然に防げるようにしたいと考えています」
村井氏からバトンを受け取った郭博士。本誌は今後も「MEGA地震予測」の研究を追い続けていく。
以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20230426_1863408.html
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「MEGA地震予測」を配信する地震科学探査機構(JESEA)の橘田寿宏社長が語る。
「村井先生は今後も地震予測の研究は続けるものの、1月末に高齢を理由に一線を退きました。現在は、4月から当社CTO(最高技術責任者)に就任した郭広猛博士が後継者としてすべての地震予測を行なっています」
郭博士は、米ハーバード大学などと並ぶ世界最高峰の学術機関の一つである「中国科学院」で博士号を取得し、その後、2020年11月からはJESEA主席研究員として村井氏と二人三脚で予測の精度向上に努めてきた。
MEGA地震予測は、全国の電子基準点のGPSデータを使って地表の動きを捉えることで、地震が起きる可能性が高い地域を総合的に分析しているが、2021年には地震の発生時期や規模をより細かく明示する「ピンポイント予測」を実用化した。
この予測法は、郭博士の研究が元になって生まれたものだった。郭博士が説明する。
「私は中国で研究していた頃から長年、測量学の技術の一つであるリモートセンシング(遠隔探査)を専門にしてきましたが、なかでも地震の発生前に震源付近から噴出されるガスを衛星画像データで解析する研究に励んできました。
ピンポイント予測は、この衛星画像データの解析をはじめ、GPSのデータを用いて地表の動きを捉えるなど、計10種類の科学的観測データの分析を組み合わせた予測法です。どんなガスなのか、使用している観測データなど詳細は組織としての機密情報にあたるため明かせませんが、それらを分析することによって予測的中率は7割以上にのぼっています」
そして今、郭博士が新たに厳重な警戒を促している地域がある。JESEAは4月12日、新規で以下の「ピンポイント予測」を発出している。
・北海道・東北地方〈5月10日まで〉〈M5.5±0.5〉
郭博士が解説する。
「4月上旬に北海道から東北にかけての広い範囲で、地表からのガスの噴出と思われる異常を衛星画像データの解析で確認しました。その後、4月17日に最大震度4の福島県沖地震(M4.8)が発生しましたが、5月10日までは再びマグニチュード5〜6の大きな地震が起きる可能性が高く、今後も警戒が必要です」
「東北」や「北海道」のほか、今後警戒すべき「首都圏・甲信」「九州南部・南西諸島」の詳細は、全国MAPに記した。
最後に郭博士がこう語る。
「現在、ピンポイント予測の的中率は7割程度ですが、さらに研究を続けて8割以上に高めるのが私の目標です。そして南海トラフ地震や首都直下地震といった巨大地震の発生を予測し、被害を未然に防げるようにしたいと考えています」
村井氏からバトンを受け取った郭博士。本誌は今後も「MEGA地震予測」の研究を追い続けていく。
以下ソース
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