【芸能】「ミニスカポリス」 “19代目”に突入していた
0001逢いみての… ★2024/02/29(木) 23:21:21.68ID:CAP_USER
セクシーな婦人警官風の衣装を身にまとい、1990年代後半に人気を博していたのが「ミニスカポリス」だ。しかし、冠番組である『出動!ミニスカポリス』(テレビ東京系)は2001年に最終回を迎え、配信などの後継番組も2006年には終了。その後の消息を即答できる人は数少ないのではないか。

実は、活動休止と復活を繰り返し、2023年にはなんと“19代目”がお披露目されている“ご長寿ユニット”なのだ。現メンバーの4人は全員20代で、当然ながら全盛期のミニスカポリスをリアルタイムで見ていたわけではない。だからこそ、どんな思いがあってグループに入ったのかは気になるところだ。19代目メンバー“ちずるポリス”こと小林千鶴さん(21歳)に話を聞いた。

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小林千鶴さん

グループ加入前は、芸能事務所に所属はしていたものの、特に目立った活動はしていなかったという。

「事務所に入った頃は演技にもチャレンジしたんですが、どんなに頑張っても台本がなかなか覚えられず……。『私には向いていないんだな』と思い知らされました」

そんな時、舞い込んで来たのがミニスカポリスへの加入要請。自信を失っていたうえに、アイドルになりたいと思ったことはなかった。何が背中を押したのか。

「『才能がない』と思っていた矢先の話でしたから嬉しさもひとしおでした。詳しい話を聞いた後に先輩方のライブを見に行ったんですが、他にも多くのアイドルが出ている中で、特にキラキラ輝いて見えたのがミニスカポリスで。もう直感で『これに人生をかけよう』と思えましたね」

熱い想いを胸に加入したものの、アイドルを目指したことがないため、本当にゼロからのスタートだった。

「加入が決まってからデビューまでが半年でして、歌やダンスのレッスンをその間に詰め込みました。でも、演技の時と同じように、歌詞がまず覚えられないんです(笑)。ダンスも基礎が全くなかったので、本当に基本中の基本のステップから練習を始めました。メンバーの中でも一番苦労したんじゃないかと思っています。グループでの練習が終わっても、自主練は欠かさず、半年間ずっと足が痛い状態が続いていました」

目に見えない努力を経て、2023年10月に19代目メンバーとしてお披露目に至った。それでも「求められるレベルにはまだまだ達していないと思うので、デビュー後も個人練習を毎日やっています」とひたむきだ。

ミニスカポリスといえばセクシーさを武器にバラエティ番組やパチンコ店の営業などで活躍する印象がある。当時のような活動が主なのかといえば、そうでもないようだ。

「今はアイドルとしてのライブが9割で残りの1割が配信番組や営業ですね。ライブでは、先輩方から受け継いだキャッチフレーズの『時にはパンチ! 時にはキック!タイホしちゃうぞ!』をあいさつ代わりに使っています」

コンプライアンスの厳しいこの時代、セクシー路線一辺倒で突き進むのは難しいのかもしれない。

「先輩方みたいなセクシーな演出はさすがに少ないです。でも、ミニスカを履いてキックもしますし、ダンスも踊るので、“中身”が見えちゃうことはありますね……(笑)。当時と遜色なく楽しんでもらえると思います」

さらに、曲中に手錠を持って客席に降りて、“客を逮捕する”演出はワンマンライブのみ受け継がれている。「ミニスカポリスを知らない世代」でも盛り上がれそうだ。

全くの未経験から、毎月20本前後という怒涛のようなライブラッシュの日々。デビューから約4か月が経ち、「徐々に楽しくなってきた」そうだ。そして、活動を通じて自身の成長を感じている部分もあるらしい。

「今までは余裕がなかったけど、最近は自分だけではなくてメンバーの良いところを見れるようになってきました。やっとですけど(笑)」

90年代の深夜番組らしい緩いノリを残しつつ、現代に合わせて程よくアップデートもされた「19代目ミニスカポリス」。結成当初からすると、徳川の歴代将軍数を超えるほど代を重ねるとは思いもしなかったはず。

続く

以下ソース
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0002逢いみての… ★2024/02/29(木) 23:21:34.33ID:CAP_USER
さて、ネームバリューがあるだけにイベントへの誘いは多い。ただ、目指すべきところはライブに客を呼べる存在になること。

「今は、ワンマンに来てくださる人は40〜50人くらい。1年後には100人が来てくれるグループになりたいです! そして、私たち19代目も含めミニスカポリスそのものが、この先も永く永く続くように活動していきたいです」

何度もメンバーが入れ替わりながらも、屋号が残り続けているのは、「コスチュームに対する需要」が強いからなのかもしれない。きっと“逮捕”されてみたい人が一定数存在するのだろうなと思った。かくいう筆者も「競争率がさほど高くないうちに会場に足を運んでおこう」と胸に誓ったのであった。

<取材・文/Mr.tsubaking>
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