かたえくぼ
「戦争より平和」
「罪も罰も」
――ロシア文豪
(南伊勢・岡もっちゃん)
地域の鉄道維持、大胆な議論を 無職 鎌田正三(鹿児島県 73)
先日読んだ記事によると、熊本と鹿児島を結ぶ肥薩線の豪雨被害復旧費が235億円に上るとJR九州が明らかにしたという。
肥薩線はもともと赤字路線だったそうで、熊本県も復旧費の半分を国と自治体で負担することを想定しているという。
営業エリアに過疎地を多く抱える鉄道会社が路線を維持する負担は大きい。
ウクライナの詩で卒業生送る 無職 勝目徹哉(兵庫県 62)
3月、公立中学の校長を退任する前に、最後の卒業式を終えた。
巣立っていく生徒たちに何を伝えるか。何を伝えるべきか。
さまざまな話題を考えたが、悩んだ末に天声人語(2月12日)に載っていたウクライナの国民的詩人タラス・シェフチェンコとその作品を紹介した。
農奴の家に生まれ、流刑も経験した彼が生きた19世紀と今とを重ねながら、歴史の縦線と社会の横線の交点に私たちはいること。
今は過去を含み、未来をも含んでいること。
そして今の一歩が未来を創ることを伝えた。
一緒に歌える平和な日よ早く 無職 山村惠一(奈良県 76)
77年前、大阪大空襲で焼夷(しょうい)弾の直撃をうけ、2歳だった私の姉は、母に抱かれたまま亡くなりました。
母は生前、そんな悲しい経験を再びするくらいなら自ら先に死を選ぶとまで言っていました。
ウクライナ侵攻の報道で避難する母子の姿を見るたび、会うことができなかった姉が重なります。
首都キーウ近郊で、多数の民間人が遺体で見つかったことにも衝撃を受けました。
83歳堀江謙一さんの挑戦応援 無職 赤崎茂樹(東京都 77)
海洋冒険家の堀江謙一さんが、小型ヨットによる単独無寄港太平洋横断に挑戦するため、3月下旬、米サンフランシスコから兵庫県の西宮港に向けて出航した。
およそ8500キロの航海で約2カ月半かかり、83歳の堀江さんは世界最高齢の挑戦となるという。
20年前、堀江さんの講演に参加した。
注意した子から「ありがとう」 主婦 早川朝恵(愛知県 71)
素直さは何と人の心を爽やかにするのでしょう。
私は夫と小一時間ほどのウォーキングを楽しんでいますが、先日いつものコースを歩いていると、前の歩道で兄弟らしい2人の男の子が取っ組み合ってふざけているのを見かけました。
道幅の広くない一方通行の道路です。
後ろから車が気付いたので「危ないから気を付けてね」と声を掛けました。
(かたえくぼ)藤子不二雄(A)さん逝く
喪に服します
――せぇるすまん
(神奈川・夏炉庵)
我々を「ウソつき」呼ばわりするロシア(岡山県 中山敬子)
☆人間じゃない いいえ人間だから(愛知県 國木康裕)
動物はしない殺しの目的化(埼玉県 小島福節)
笑いたくなる世は続くとせぇるすまん(静岡県 増田謙一郎)
ワクチンでワクワクと聞き寒くなり(東京都 上田幸孝)
いい機会私服認めてしまやいい(奈良県 横井正弘)
見るだけで こちらも疲れる二刀流 (埼玉県 甲斐徹)
障害がある子もない子も、ともに学ぶインクルーシブ教育。
重い知的障害がある子が通った通常学級で起きた変化とは。
「本当に温かいクラスになった」豊中市立野畑小学校徳常志穂教諭。
(声)なお品薄の後発薬、薬剤師の苦労 薬剤師 海老根政美(広島県 42)
昨年から、何度、患者さんに怒られたことだろう。
「いつもお渡ししていたジェネリック医薬品(後発薬)の流通が悪く、入荷できていません。
他のメーカーの薬でご用意してもよろしいでしょうか?」と説明すると、
「なぜ変わるのだ!」とご納得いただけないことも多い。
一昨年の小林化工の不祥事は、すべての薬剤師にとって、空前絶後のショックな出来事だったと思う。
(声)「覚えているよ」被災地に伝えて 主婦 秦純子(東京都 62)
先月16日、福島県沖を震源とする最大震度6強の地震が起き、福島の沿岸部にも大きな被害が出ました。
私は東日本大震災後、ボランティアとして相馬郡新地町へ通いましたが、活動で知り合った地元の人たちに電話したところ、
「今回は心が折れそうだ」と話してくださいました。
昨年2月にも福島県沖を震源とする地震があり、その影響が残る中での被災だったからです。
(声)8回で交代、あっぱれ井口監督 小学校教員 小池遼太(神奈川県 34)
2試合連続完全試合という史上初の快挙達成が見えてきた試合で、プロ野球ロッテの井口資仁監督は佐々木朗希投手を八回で交代させた。
残念に思う一方、佐々木投手の体調と将来を見据えた判断に心から拍手を送りたい。
松坂大輔投手の引退試合が忘れられない。
かつての力強い投球がうそであるかのような痛々しい姿だった。
のたりとは詠めない春の海悲し(福島県 山口ちい子)
勇気にはストップとゴー二つある(兵庫県 渡辺敦子)
人間は蠅(はえ)じゃないですプーチンよ(福島県 遠藤剛)
☆この先のウィズロシアなる大迷路(神奈川県 丸山千登喜)
カ子(かね)さんもにんげんだもの旅に立つ(神奈川県 赤木不二男)
「若者たち」もいつしか八十路 兵庫県 安川修司
物価と円 上ル下ルは京だけに 京都府 小林茂雄
子どもの「抜け出し」防ぐ対策を 保育士 井浦秀真(東京都 29)
5歳児が保育園を抜け出し、川で亡くなるという痛ましい事故が16日に広島市内で起きた。
子どもを預かる身としてひとごとではなく、どこでも起こりうる事案だと思う。
報道によると、植え込みの隙間から1人で外に出た可能性が高いという。
子どもが「抜け出す」ことは、保育士が防ぎたい状況の一つだ。
言葉の暴力も人を傷つける 無職 マクナーニ真樹(神奈川県 51)
「愛の証し? やはり暴力はダメ」(5日)を色々な思いを抱きながら読みました。
暴力はいかなる理由があっても許されることではありませんが、「言葉の暴力」は許されてもよいのでしょうか。
欧米のエンターテインメント界では往々にして辛辣(しんらつ)なジョークで笑いを取ることが許されてきましたが、
米アカデミー賞授賞式で愛する妻を侮辱された俳優のウィル・スミス氏の心中はどれほど悲しく耐え難いものだったでしょう。
私は国際結婚をし、「ダブル」の子供を持つ母です。
スポーツも仲良く団結が強さに 会社員 浦千鶴子(東京都 49)
小学生のバレーボールで「監督が怒ってはいけない大会」を開いてきた元バレーボール女子日本代表の益子直美さんの記事(3月30日)を読んだ。
「そんなことで強くなれない」などと保護者からは批判を浴びながらも、怒らない代わりにどんな指導法があるのかを学び、実行してきたことに感動した。
若者が再び海外行けるように 無職 古川香(福岡県 62)
若者が再び海外の人と交流できるよう願う。
百聞は一見にしかずだから。
コロナ禍で海外への留学や旅行が自由にできず、交流がままならないことは、残念だ。
私自身は29歳の時にワーキングホリデー制度を利用してニュージーランドで1年暮らし、人生観が大きく変わった。
移民の多い国であるため、滞在中に招かれた家庭では様々な価値観に触れた。
お酒やめて1カ月、力みなぎる アルバイト 杉村宏(鳥取県 63)
我が家の一軒隣は造り酒屋さん。
子供の頃、冬になると、米を蒸したいい香りが漂ってくるのに気が付いた。
お酒なのか麹(こうじ)なのか、酒造倉庫の裏道を通ると香ってくる。
小学生の頃は板状の酒粕(さけかす)を焼いて食べていた。
中学生の頃は、地元の祭りの日だけ「公認」でお酒が飲めた。
コロナで結婚式延期、その分幸せ 会社員 白井琴音(愛知県 29)
2020年8月に婚姻届を出した。
しかし結婚式を挙げることができたのは今年3月のこと。
提出時にコロナが蔓延(まんえん)していたこともあり、1年後であれば大丈夫だろうと当初は昨秋を予定としていたが、緊急事態宣言が延長されてしまったのだ。
延期には随分と悩んだ。
「この間に子どもを授かるかもしれない。」
金持ちの手のひらに載るツイッター(愛知県 牛田正行)
表現の自由も金で買う気らし(東京都 新井文夫)
次々と孫子の小槌(こづち)まで使い(千葉県 加藤安博)
☆領収書隠す男の国家論(長野県 志波英利)
ルペン氏よ大阪ならば勝ったかも(鳥取県 木村一朗)
遠くなる茶摘み忘れて茶刈り音(埼玉県 吉沢泰而)
おーいお茶来客時だけ許されて(神奈川県 原田義昭)
(かたえくぼ)スーパードライ値上げ
キレてます
――ビール党
(香川・カッチャン)
大統領演説、被害国の言い分大切 司法書士 松山洋(熊本県 72)
「大統領演説 国会に覚悟あったか」(1日)は、戦争当事国の一方の大統領演説を国会が開催したことへの疑問を呈していました。
ですが、私は反対の意見です。
誰もが平和が大切だと考えますが、観念的にそう叫ぶだけでは平和は維持できません。
平和を標榜(ひょうぼう)はするものの、侵略を拱手傍観する無責任な体質こそ改むべきでしょう。
ヤジ訴訟、民主主義守った判決 無職 小野寺祐次(北海道 69)
3年前の参院選の選挙演説中、首相にヤジを飛ばし北海道警に排除された男女2人が訴えた裁判で、
「表現の自由などが違法に侵害された」と道に賠償を命じた判決があった。
私は、この問題の根っこには当時の「安倍1強」を支えた周囲の異常なほどの「忖度(そんたく)」があり、
それが道警の過剰な警備につながったのではと考えている。
政府見解を検定基準にするな 大学院生 浦田薫(埼玉県 24)
「従軍慰安婦」を「慰安婦」へ――。
国が教科書の訂正勧告も示唆したことで、複数の教科書が記述を改めたという。
そもそも、教科書検定は児童生徒の学習権の保障という観点から認められるべきものだ。
客観的に明らかな誤りや、「大綱的基準」としての学習指導要領の枠内にあるのかどうか以上の検定は許されないはずだ。
死刑は犯罪を抑止しているか 専門学校教員 亀田尚(福岡県 58)
3月3日の本紙に「拡大自殺」についての特集が掲載された。
「拡大自殺」とは「自殺願望と復讐(ふくしゅう)願望を抱き、他人を道連れにしようとする行為」のことを言うらしい。
昨年12月に大阪市のクリニックで起きた放火殺人事件など、衝撃的で心を揺さぶられる事件が度々引き起こされている。
「男の子色」と言った自分 パート 中村知子(兵庫県 55)
歯科助手の仕事をしている。
女性の患者の歯ブラシ購入希望に対して、何色でもいいという意向を確認した私は、在庫がたくさんあった青と緑を手にして無意識にこう言った。「男の子色でもいいですか?」
自分の口から出たその言葉を認識した瞬間、全身に鳥肌が立ったような感覚に襲われた。
子どもは国家の責任で大事に 無職 堀川道子(愛知県 90)
40年ほど前、北欧へツアー旅行をした。
行き届いた福祉を目の当たりにしてまぶしかったが、中でも顕著に感じたのはフィンランドの子どもに対する考え方だった。
ガイドさんによれば、「子どもは国家の子どもとして考えられている」
「だから両親のいる子も片親の子も施設にいる子も、どの子も平等に保護育成が保障されている」という。
何げない当たり前の朝食に感謝 詩吟講師 井上寿美(大阪府 57)
実家に行くと、必ず父が朝食を作ってくれる。
麦入りのご飯におみそ汁。
具材は定番のカボチャ、玉ネギ、油揚げ。
何年になるだろうか。
「おみそ汁と、ご飯くらいは炊けるようになってよ」と母にリクエストされて続けている。
「あー、おいしい」と私の口から自然と出てくる。
お漬物もお手製で、ぬか床を毎日管理したキュウリのお漬物も最高。
仕事と家庭の両立に悩む 中学校教員 南洋徳(東京都 36)
30代になって悩むことが多くなり、子どもができてからは仕事と育児の両立でもっと悩むようになった。
自分がどう評価されているのかも気になりすぎて、具合が悪くなることもある。
私にとっては仕事も大切、家庭も大切。
なるべく勤務時間の中で仕事は終わらせ両立したい。
地球には愛想が尽きて応募する(東京都 塩田泰之)
ウソをつくまだまだ殺すつもりゆえ(大阪府 浜田竜哉)
妹が兄の牙研ぐ北朝鮮(千葉県 安延春彦)
☆いじってりゃ利子がついてく文通費(兵庫県 岸田万彩)
ラッキーな数字にゃならぬ第七波(福岡県 桑原正彦)
何の日と言われそうにも花祭り(京都府 近藤達)
春爛漫隣も年金下がる人(神奈川県 佐藤裕)
(かたえくぼ)おニャン子参院選出馬
猫の手も借りたい
――自民党
(福岡・デンデン)
停戦、日本が強く訴えるべきだ 無職 渡部武雄(山形県 83)
ロシアによるウクライナ侵攻が依然収まらない。
先般まで続けられていた停戦交渉が立ち消えになってはいないだろうか。
先進国の首脳による会合では、ウクライナへの種々の支援と武器供与が主で、停戦について、それほど真剣に話し合いが行われていないように見える。
残念でならない。
家庭科の授業、大切にして 主婦 二瓶敦子(福島県 67)
30代半ば以上の女性が
「年を取ると卵子も老化していくと知らなかった。誰も教えてくれなかった。知っていればもっと若い頃に……」
などと話すのを耳にしたことがあります。
私は「家庭科の授業で教えてきたのに」と残念に思いました。
以前、私は高校で家庭科講師をしており、保育分野では「生命に対する責任」「育てる力をつける」「妊娠の成立」を中心に指導しました。
別居親に冷たい、世間の視線 会社員 高橋喜寿(神奈川県 44)
「別居親」をご存じですか。
別居や離婚に伴い、子どもと離れて暮らす親のことです。
近年、この別居親への社会のまなざしに苦しむ人々がいます。
私も当事者です。
日本は夫婦が離婚する際、子どもの親権はどちらか一方しか持てません。
離婚の理由は様々。
不倫や暴力、金銭的問題、嫁姑問題など多岐にわたります。
同期会で戦時下の暮らしを再現 無職 鈴木義朗(東京都 88)
私たちは終戦の翌年1946年3月に東京・調布の国民学校を卒業した。
「欲しがりません、勝つまでは」と軍国少年少女だったが、その後、戦争のない世の中が続き、それぞれの人生を歩んできた。
76年、初の同期会に卒業生284人中、69人が出席した。
「4年ごとオリンピックの年に同期会開催」と決めた。
高齢者は哀れみの対象ではない 無職 宿谷ひろみ(東京都 75)
「わーい」。コンビニの店員さんが手をたたいて喜んでいる。
歌舞伎のチケット購入のため店内で機械の操作をし、レジに行った時のことだ。
何だろう? 「あーら、ご自分でできたのですね」との言葉に「ああ、そういう意味か」と理解した。
高齢者には操作が難しいと思われたのだ。
髪を伸ばした、わが家の球児 会社員 和田純(滋賀県 48)
高校球児の頭髪に関する「丸刈りにする? チェンジする?」(17日スポーツ面)を読みました。
我が家の息子も高校球児、3年生です。
そして、息子の所属する野球部は今春から「脱丸刈り」になりました。
新入部員を迎える際、監督から「髪形は自由でよしっ」と、キャプテンを通じて話があったようです。
手をつなぐ、母と子のリレー 主婦 熊谷治(愛知県 64)
今年90歳で要支援2の母は今、自立支援型の施設で暮らしている。
体は小さくなり足腰は弱くなったが、いつまでも歩きたいという。
館内をシルバーカー頼りに頑張って歩いている。
その一心に歩く姿は、母の人生そのもののようだ。
戦禍を生き抜き、子どもを育て、家を守り、亡き父を支えてきた昭和一桁生まれの母の人生と重なる。
心が和む、言葉のクッション 無職 中司美佐子(山口県 74)
先日、医院で午後の診察待ちをしていた時のこと。
同じく待合室にいた女性が受付に「まだですか」と声をかけた。
返答は「診察は○時からです」。
その場の空気が一瞬、緊張した。
「すみませんが」「申し訳ありませんが」という言葉をお互いに添えていたら、
クッションができて気持ちも緩むのにと思った。
戦争は人の命を数にする(茨城県 五社蘭平)
誰が死ぬのか六千二百(兵庫県 前川淳)
ミサイルを花火と思う恐ろしさ(東京都 藤井好)
☆こんな時くらいは違憲にしとかなきゃ(東京都 土屋進一)
自浄なければダイヤも腐る(千葉県 村上健)
今週も文春買って読む議長(東京都 三井正夫)
一面のお題ビールの横に酒 大阪府 末綱百合子
(かたえくぼ)ミサイル3発発射
もう、うんざりだ
――日本海
(岡山・こきびんぼ)
(声)思いに迎えられ、人は誕生する 国家公務員 佐川久子(栃木県 42)
先月、妊娠高血圧症候群による2週間の管理入院を経て、第3子の次男を出産しました。
コロナ禍であっても医療従事者の方々に細心の注意を払って手厚くケアしていただき、無事にお産することができました。
分娩(ぶんべん)台に乗って陣痛による激痛の波に耐えていたとき、たまたまその日が自分の誕生日だったので、「私もこの日に生まれたの。だから君も頑張ろうね」と語りかけました。
盲導犬、見守る方の善意に感謝 主婦 岩下祥世(神奈川県 58)
夫は全盲で盲導犬ユーザーです。
今月、鍼灸(しんきゅう)の研究会があり、地下鉄半蔵門線で神保町へ行きました。
帰りの地下鉄車内は混んでいて、夫も相棒の「ヴィ」と立っていました。
しばらくして若い男性の方が「盲導犬が吐いちゃったみたいです」と教えてくれました。
夫は足元のヴィの異変に気が付かず慌てていると「片づけますから」と数人の方があっという間にきれいにして下さったそうです。
高齢者の銭湯、あきらめも必要 介護パート 柴田雪美(富山県 68)
「杖を使う身でも銭湯楽しみたい」(18日)を読みました。
私は介護職員ですが、88歳で歩行が不安定な高齢者の銭湯利用は難しいように思います。5年前はお元気だったとしても、今は杖がないと歩行が不安定とのこと。
年を重ねるにつれて少しずつ歩行が難しくなるのは仕方がないことです。
センセイ方、国民感覚お忘れなく 無職 畦間優(佐賀県 82)
元国会議員が現職と偽り、新幹線のグリーン券などを詐取した疑いで逮捕された事件にはあきれたが、それ以上に今も「JRパス」が存在することに驚いた。
国鉄時代にパスがあったのは知っていた。
国有鉄道だから国会議員優遇も理解できると思っていたが、民営化後も続く理由は何か。
話題になった月100万円の調査研究広報滞在費(旧・文書通信交通滞在費)には交通費も含まれており、それで賄うものとばかり思っていたのは、とんだ誤解だったようだ。
妻の気持ち、聞けたのだろうか 無職 鵜沢宏材(石川県 76)
私の妻は3月4日、8カ月の闘病の末に肺がんで72歳の生涯を終えた。
この8カ月間、私を最も苦しめたのは、死や病気とは個人的なできごとで、当人の苦しみや悩みをとても分かち合うことができないということだった。
妻は経過のすべてを知ることを希望し、余命宣告も妻を含めた家族4人の前でなされた。
「国防」論議、求められる冷静さ 無職 鈴木強(滋賀県 71)
全国紙の記事で「国防」の文字が目立つようになった。
ここまで来たかと心がつまる。
昨年の衆院選の結果が契機となったのか、日本の安全保障政策を巡って憲法との整合性を疑うような議論が展開されている。
専守防衛を否定する敵基地攻撃能力保有、非核三原則を否定する核共有、現状ではGDP比1%である防衛費の2倍化論・・・・・・。
「投資」授業、人生豊かにするため 会社員 小濱千絵(山口県 55)
知人が会社を辞めて「FIRE」した。
経済的に自由になって早期にリタイアするという意味らしい。
これには「投資」の知識が必須だが、投資に積極的なアメリカでは実践する人が少なくないという。
こんな生き方があるのかと目から鱗(うろこ)。
多くの人は生活のために嫌なことを我慢して会社に行く。
炭酸水で笑顔、私の魔法の水 小学校教員 中谷恵美子(兵庫県 41)
初めての出会いは刺激的だった。
大学の卒業旅行は憧れのイタリア。
ホテルに着きシャワーを浴びていると、部屋から友人の激しくせき込む音がした。
慌てて戻ると、さっきスーパーで買った水を手にした友人がむせていた。
手渡されて一口飲むと、炭酸水だった。
スーパーの水コーナーにはガス入りとガス無しがあり、何のことだろうといぶかっていた。
☆失言に松竹梅のあるを知る(愛媛県 西谷浩次郎)
外国の記者は聞きたい事を聞き(神奈川県 大坪智)
愛国者母国を恥じて辞職せり(神奈川県 高田正夫)
中国を嫌って食って着て生きる(福島県 佐藤国喜)
シミュレーション見せられマスク外されず(福島県 遠藤剛)
一炊の夢も見させぬパック飯(静岡県 増田謙一郎)
イメルダという名の靴屋ありそうな(兵庫県 宮崎孝子)
(かたえくぼ)広島でG7サミット
事前学習が大切です
――修学旅行生
参加国のみなさま
(広島・こうジィ)